米国 Qualcomm は、米国 Hewlett-Packard(HP) から PDA「Palm」、スマートフォン「iPAQ」、モバイル端末管理ソフトウェア「Bitfone」の関連特許資産を買収した。買収金額など、詳細な取引条件は明らかにしていない。Qualcomm は、モバイル OS 特許ポートフォリオを強化する考え。

Palm は、1990年代から2000年代にかけて人気のあった PAD で、米国 Palm が開発したもの。HP は 2010年に Palm を買収し、後継技術である「webOS」搭載タブレットを販売するなどしたが事業的には失敗し、2013年に webOS 関連資産を韓国 LG Electronics へ売却してしまった。今回 Palm 関連特許を Qualcomm へ売却することで、Palm 切り売りがさらに進んだ。

iPAQ は Windows 系 OS ベースの PDA。現在は販売されていない。Bitfone は携帯電話向け遠隔管理ソフトウェア技術で、HP が2006年に開発会社を買収して取得した。

Qualcomm と HP によると、今回の買収対象となった特許の数は、出願中のものも含め米国特許が約1,400件、米国以外の特許が約1,000件という。分野は、モバイル OS の基盤技術に関わるとしている。