日本 IBM は、独自技術で業界標準 x86 サーバーのハードウェアの可用性を向上、メイン メモリスロットに最大 12.8TB のフラッシュ ストレージを搭載できる、第6世代エンタープライズ X アーキテクチャ(X6)を発表した。

X6 は、分析/基幹システム向けの新世代 x86 サーバー アーキテクチャ。Hadoop などで整形されたビッグデータを組み合わせて分析するアナリティクス基盤となる高速処理性能と、ERP など基幹システムのデータベース基盤に求められる堅牢性を、単一の x86 サーバーで両立できる。

X6 サーバーは「eXFlash メモリー・チャネル・ストレージ」により、メモリスロットに NAND フラッシュ「eXFlash DIMM」を最大 12.8TB 搭載できる。PCIe フラッシュと比較すると低遅延で、I/O 処理性能は高い。メモリースロットに eXFlash DIMM を追加してストレージ容量に加えると、処理性能を向上できる。

また、X6 サーバーはモジュール設計で、「コンピュート・ブック」「I/O ブック」「ストレージ・ブック」のコンポーネントごとに導入/追加/アップグレードができる。

日本 IBM、メモリスロットに最大 12.8TB フラッシュストレージを搭載できる X6 アーキテクチャを発表
必須の3コンポーネント

さらに、X6 は、メインフレームの技術をもとにした独自技術をファームウェアに実装、CPU やメモリの信頼性と自己回復力を向上させており、仮想化環境での事前障害予知機能とポリシーに基づく自動回復の機能や、自動的にフェールオーバーしながらファームウェアにパッチを適用する、ローリング ファームウェア アップデート機能がある。

X6 サーバーとして、ラックマウント型サーバー 4ソケットシステム「IBM System x3850 X6」および8ソケットシステム「IBM System x3950 X6」と、ブレード型サーバー「IBM FlexSystem x880コンピュート・ノード」の3製品を、2014年第1四半期(1〜3月期)から順次発表、販売を開始する予定。

「IBM System x3950 X6」
「IBM System x3950 X6」

さらに、X6 を採用した分析/IaaS 用途向けに、X6 に最適化した参照構成を展開し、今後も拡充する。

今回は、分析向けには、DB2/HANA/Microsoft SQL Data Warehouse との参照構成を、IaaS向け向けには、 Microsoft Hyper-V on X6/Microsoft Hyper-V/VMware vCloud などとの参照構成を用意した。