1. CentOS と Red Hat が提携

【LinuxTutorial】CentOS が Red Hat ファミリーに加わる、SteamOS にハードウェア、Kali Linux のディスク暗号化
何年もの間、CentOS は Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のライバルとして存在してきた。だが今年から CentOS は Red Hat ファミリーの一員となり、Red Hat がその開発をサポートする。CentOS リード開発者である Karanbir Singh 氏はメーリングリストへの投稿で次のように述べている。

「Fedora や RHEL エコシステムと協働することで、CentOS コミュニティが提供できるものの幅が広がることを望んでいる。より確立されたコードベースを維持し、利用しやすいプラットフォームを提供することで、他のプロジェクトがコードの普及を促進できるようにしていきたい」

この移行は、無償 Linux ユーザーを RHEL サブスクライバーに転換するという Red Hat の取り組みを加速させるものだ。Red Hat CTO である Brian Stevens 氏は eWeek に対し、次のように述べた。

「オープンソースモデルのメリットの1つに、無償であるため、採用障壁が低いというものがあげられる。無償のコミュニティ版によって企業による採用とイノベーションを加速させることで、Red Hat がサブスクリプションタイプの有償製品を販売する機会を生み出すことができる」

2. SteamOS


米国 Valve の共同創業者 Gabe Newell 氏は CES 2014 で、Linux ベースのゲームコンソール「Steam Machine」を開発するベンダーとの提携について発表した。Newell 氏は次のように述べている。

「第一世代の Steam Machine は、Steam ゲームを PC でだけでなくリビングルームでも楽しめるものにするという重要な役割を担う。Steam Machine が多くのベンダーで開発されることは6,500万人を超える Steam ゲームの利用者にとって重要なことだ。プレイヤーが、自分好みのコンソールを選択可能になるからだ」

Steam Machine は、Linux ベースの SteamOS を搭載し、Valve と提携した14ものハードウェアベンダーによって開発・販売される予定だ。

3. Kali Linux 1.0.6

Kali Linux は2013年、BackTrack を書き直すことで誕生した。以前も現在も、セキュリティの専門家に人気の高い Linux だ。

1月9日、Kali Linux 1.0.6 がリリースされた。Kali 利用者に、Linux 3.12 カーネルを搭載した最新のパッケージを提供している。このリリースはいくつかの新機能を含んでいるが、最も注目すべきは「LUKS Nuke Patch」だろう。Kali Linux の Web サイトには次のようにある。

「ペネトレーションテスターとして、我々はノート PC に慎重に扱うべきデータを保存して移動することがある。≪中略≫ Kali OS は、OS のブートとドライブの解読にパスワードを要求するので、ノート PC が盗まれた場合でも、データは保護される」

Linux Unified Key Setup(LUKS)は、Linux 向けディスク暗号化の仕様。Nuke Patch を利用することで、Kali 利用者は、Kali Linux ドライブ上のデータを完全に破壊することができる。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、eWeek および InternetNews.com の主任編集者。