iPhone や iPad を使って家電を遠隔操作するための赤外線リモコン機器「IRKit」が登場した。 Amazon.co.jp での販売価格は7,500円と同種の機器としては安い。またオープンソースのプロジェクトで、この機器に対応したさまざまな iOS 向けアプリケーションの開発が期待されている。
 
iPhone を家電の万能リモコンにできる「IRKit」、7,500円の安さで「iRemocon」のライバルに?
Wi-Fiを内蔵し、サーバー機能も備える

iPhoneやiPadから家電を操作するための機器としては、すでに「iRemocon」シリーズが知られているが、 IRKit はその3分の1程度の価格だ。

IRKit は 赤外線で家電と、無線LAN(Wi-Fi)で iPhone、 iPad とそれぞれ通信する。IRKit が家電とリモコンのあいだでやりとりされる信号を学習することで、 iOS向けアプリから家電を操作できるようになる。
 
特徴として、Wi-Fi機能を本体に内蔵しているため、家庭内のネットワークにすぐ接続できる点がある。さらにサーバーとしての機能も備え、インターネットを介して外出先からでも家電を操作することが可能だ。
 
さまざまな家電の操作を構想している
さまざまな家電の操作を構想している

すでに専用アプリケーション「IRKitシンプルリモコン」が利用可能になっている。これはごくシンプルに家電の操作が行えるアプリだ。

IRKit を使ったアプリの構想としては他にも「位置情報を使って、自宅までの一定距離範囲内に入るとエアコンをつけるアプリ」「ワンタッチで家中の家電の電源を消すアプリ」「Facebookと連携して、友だちの見ているテレビにチャンネルを合わせるアプリ」などがある。一部は近日中に実現予定だという。なお、 iRemocon と異なり Android には非対応だ。

IRKit を開発したのは、カヤック出身の大塚雅和氏。今後の展望としてはまず iOS 向けアプリの開発者にこの機器を使ってもらい、さまざまなアプリの開発を促し、その後、一般への普及を目指すという。海外進出も計画している。