1. Fedora 20「Heisenbug」リリース

Red Hat のコミュニティ Linux プロジェクトは12月17日、数週間の遅れの後、最新の Fedora 20「Heisenbug」をリリースした。

Fedora 20 にはソフトウェア定義ネットワーク(Software Defined Networking:SDN)の実現を手助けするアップデートされた「NetworkManager」が搭載されている。 また、Fedora 20 には Open vSwitch (OVS)仮想スイッチをサポートする Linux 3.11x カーネルが採用された。Fedora 20 は 論理ボリュームマネージャ(Logical Volume Manager:LVM)によるシンプロビジョニングも可能になっている。

【LinuxTutorial】Linux ゲームプラットフォーム「Steam」がプリインストールされた Sabayon 14.01、Fedora 20「Heisenbug」、Mint 16 KDE & Xfce 版のリリース
Fedora 20 の NetworkManager

Fedora 20 での最大の変更点は、ARM アーキテクチャの本格サポートだ。Fedora プロジェクトリーダーの Robyn Bergeron 氏は次のように述べている。

「Fedora 20は、様々な種類の ARM アーキテクチャサポートを追加した。プロセスが従来の x86アーキテクチャ同様に機能するよう、Fedora 開発者による多くの仕事がなされている」

ARM はハイパースケールコンピューティングの世界において、より重要なアーキテクチャになりつつある。Fedora を支援する Red Hat は、Calxeda などの ARM ベンダーと協働し、ARM サポートを推進してきた。

2. Sabayon 14.01


Sabayon は Gentoo プロジェクトをベースにしたディストリビューション。だが、デスクトップ機能などでは、Gentoo に対してかなり手を入れている。それは、12月20日にリリースされた 14.01 でも例外ではなかったようだ。

「Sabayon 14.01 の KDE および GNOME イメージには『Steam』がプリインストールされ、すぐに利用できるようになっている。これに加え、『Steam Big Picture』と呼ばれる新しいブート/インストールモードも利用可能となった。このモードを利用すれば、NVIDIA、AMD、Intel によるどの GPU を搭載したマシンであっても、Linux ゲームコンソールとして利用可能になる」

 
Steam がプリインストールされた Sabayon 14.01
Steam がプリインストールされた Sabayon 14.01

3. Linux Mint 16「Petro」 に KDE 版と Xfce 版登場

Linux Mint と言えば Cinnamon 版と MATE 版がよく知られているが、このディストリビューションは他のデスクトップもサポートしている。12月22日、Linux Mint 16 の KDE 版と Xfce 版がリリースされた。

Linux Mint 16 KDE 版
Linux Mint 16 KDE 版

KDE 版では「KDE 4.11」が、Xfce 版では「Xfce 4.10」が採用されている。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、eWeek および InternetNews.com の主任編集者。