1. Linux Foundation に Steam OS の Valve が参加

Linux は誰でも利用でき、誰でも貢献できる OS だ。とはいうものの、ある企業が Linux Foundation への参加を公式に表明すれば、それは常にニュースになる。

12月4日、Linux Foundation は、新たなメンバーとして HSA Foundation、Cloudius Systems、そしてゲーム業界の巨人 Valve Software が同財団に参加したと発表した。

【LinuxTutorial】Linux Foundation に「Steam OS」の Valve が参加、子ども向け Linux 「Doudou」が成長(ちょっとだけ)、Fedora 20「Heisenbug」が(再び)遅延
Valve Software の開発する Steam OS

中でも、Valve の参加表明はエキサイティングなものだ。Linux Foundation の Jim Zemlin 氏は eWeek に対し、Valve の参加について次のように述べている。

「Valve が Linux Foundation に参加したのは、同社による『オープンゲーム』戦略の一環だ。Valve は近く、Steam OS と Steam ゲームコンソールを市場に投入する予定だが、Linux Foundation への参加は、Valve による Linux に対する投資を最大化するものとなるだろう」

今年9月に開催された LinuxCon USA の基調講演で、Valve Software の共同創業者であるGabe Newell 氏は、Valve にとって Linux がいかに重要であるかを述べ、Linux が同社による次世代ゲームのベースになると宣言していた。

Valve は、Linux をベースとしたゲームシステム「Steam OS」を構築し、このゲーム OS を搭載した自社製ゲームコンソール「Steam Box」の開発を目指している。Valve は、Steam Box コンソールにより、ソニーの PlayStation や Microsoft の Xbox といった既存のゲーム機に挑戦する。

2. Fedora 20「Heisenbug」の遅延


Fedora ロゴ
Linux コミュニティの中には、製品が完全に仕上がるまではリリースしないところもある。Fedora はそのようなコミュニティの1つだ。

12月10日にリリースが予定されていた Fedora の次期バージョン「Heisenbug」の公開は(再び)もう一週間延期されることになった。

現時点では Fedora 20 公開予定日は12月17日に設定されている。ショーストッパーとなっているバグには、複数の Anaconda 関連のバグが含まれている。

Anaconda は Fedora 18 のリリースが遅延した際にも、その主たる原因となっていた。

3. Doudou が成長(ほんの、ちょっとだけ)

Doudou は企業向けではなく、子ども向けの Linux ディストリビューションだ。12月4日、Doudou にバージョン 2.1 が登場した。

Doudou Linux

Doudou 2.1 には、子どもたちが Doudou Linux を使って過ごす時間を、親が制限可能にするタイムトラッキング&コントロールが新機能として追加されている。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。