NEC は、ビッグデータ向けに、世界最速レベルでのリアルタイム処理が低コストでできるソフトウェア技術を開発した。

ビッグデータの利活用が期待されているが、大量の映像情報を数値化して緻密に計算する処理は、計算量が多く、膨大な時間がかかるうえ、これをリアルタイムに処理するには、高コストの専用システムが必要だった。

そこで、NEC は、高速処理に適した汎用メニーコアサーバーを効果的に活用するソフトウェア技術を新たに開発した。

このソフトウェア技術は、分析処理を実行するアプリケーションプログラムを効率的に並列化し、並列化された処理を多数のプロセッサコアに均一に分散するもの。従来と比較すると、大幅な高速処理を専用システムなしで低コストで行うことができる。

NEC はこのソフトウェア技術の効果を検証するため、数百人が映っている映像の中から1名を特定する処理にこの技術を適用、100個以上のプロセッサコアを搭載したメニーコアサーバーで実行した。その結果、これまで数分かかっていた処理を1秒以内に短縮できたそうだ。