1. Linux Mint 16

11月30日、Linux Mint 16 “Petra”がリリースされた。Petra には2つのビルドが存在しており、1つには最新の Cinnamon 2.0 デスクトップが、もう1つには MATE が搭載されている。Mint 創始者である Clement Lefebvre 氏は、声明で次のように述べている。

【LinuxTutorial】RHEL クローン OS が早くも登場、Linux Mint には新たな Cinnamon

「Linux Mint 16 は、安定した信頼のおけるテクノロジー上に、6か月に及ぶインクリメンタル開発を重ねた成果だ。この新しいリリースには、アップデートされたソフトウェアが搭載されており、利用者のデスクトップをより使いやすくする改良と、新機能を届ける」

新機能の中には、ユーザーの切り替えなどアカウント関連の作業を容易にするユーザーアプレットが含まれる。また、ブート可能 USB メモリを構築するためのツールも搭載された。

2. CentOS と Oracle の最新版リリース

Red Hat Enterprise Linux(RHEL)6.5 は11月21日にリリースされたばかり。だがすでに RHEL のクローン OS が登場している。

CentOS ロゴ
RHEL のコミュニティビルドバージョンである CentOS は、Cent OS 6.5 を12月2日にリリース。Red Hat によるフラグシップ OS の無償版を利用者に提供している。

Oracle Linux ロゴ
Oracle は11月27日に Oracle Linux 6.5 を公開した。Oracle Linux も無償だが、Oracle は利用者に対して有償サポートを提供する。RHEL や CentOS と異なり、Oracle Linux 6.5 はカーネルが選択可能だ。Oracle Linux 6.5 のリリースノートには次のようにある。

「デフォルトで、Unbreakable Enterprise Kernel(UEK)と Red Hat 互換カーネルの両方がインストールされている」

UEK は Red Hat 互換カーネルよりも新しいカーネルで、アップストリームの Linux カーネル開発によるイノベーションからの恩恵をより直接的に受けることができる。例えば UEK は、仮想ネットワーク VXLAN プロトコルをサポートしている。VXLAN の利用例としては、仮想マシンのマイグレーションや、ソフトウェア定義ネットワーク(Software Defined Networking:SDN)が考えられる。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、eWeek および InternetNews.com の主任編集者。