1. Pear OS 8

Linux ディストリビューションの中には、他の OS のエミュレートを試みているものもある。Pear OS は、そのようなディストリビューションの1つ。Apple Mac OS X のエミュレートを目指し、それなりの成功を収めている。

【LinuxTutorial】Pear 8、Slackware 14.1、Frugalware 1.9
Pear OS 8

Pear OS の最新版である Pear OS 8 は、11月10日リリースされた。iCloud に似た Pear Cloud と呼ばれるクラウドシステムが利用可能になっている。

iCloud に似たクラウドサービス Pear Cloud
iCloud に似たクラウドサービス Pear Cloud

2. Slackware 14.1

 Slackware 14.1
最初の Linux ディストリビューションは今も進化を続けている。Slackware は11月4日、バージョン14.1 をリリースした。Slackware 創設者の Pat Volkerding 氏は、次のように書いている。

「我々は、Slackware に最新テクノロジーを導入することにベストを尽くした。今後はこのリリースを保守し、利用者が期待する安定性とセキュリティを提供していく」 

Slackware 14.1 は、長期サポートカーネルである Linux 3.10.17 を採用した。UEFI ファームウェアを使用するマシンをサポートしている。だが、GNOME デスクトップは採用しなかった。

「Slackware 14.1 には、アップデートされた KDE と Xfce が含まれており、両者は可能な限り別々のコンポーネントに分けてパッケージされている。これにより、利用者が不要なソフトウェアを削除しやすいだけでなく、我々のメンテナンス作業も簡略化できる」

3. Frugalware 1.9

Frugalware 1.9
11月5日には、Frugalware がアップデートされた。Frugalware は、Arch Linux ではおなじみのパッケージ管理システム「pacman」を採用したディストリビューションだ。

Frugalware 1.9 も Slackware 14.1 同様、Linux カーネル 3.10.17 を採用している。新リリースには、Frugalware コミュニティーが1年かけて取り組んだ新しいインストーラ―も搭載された。

「インストーラ―は、ユーザーエラーに対する耐性を高め、安定性が向上するよう再設計されている。だが、旧タイプに存在した主要機能の1つが、新しいインストーラ―に存在していない。このリリースでは、ネットワークインストールイメージを生成することはできない。その機能は実装されていないためだ」

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、eWeek および InternetNews.com の主任編集者。