ソフトバンクグループの BB ソフトサービスは、2013年10月度の「インターネット詐欺リポート」を発表した。同リポートによると、10月のインターネット詐欺サイト検知数のうち、特に“Windows 製品販売サイト”を装うボーガスウエア配布サイトの検知が増加したという。

同社の Web コンテンツ解析ツール「Internet SagiWall」による10月度の調査では、インターネット詐欺サイトの検知数は76万2,005件で、前月と比べて14.1%増加したとのこと。ネット詐欺の種類別では、ワンクリック・不当請求詐欺サイト(88.5%)、フィッシング詐欺サイト(1.4%)、マルウエア感染サイト(0.1%)、ボーガスウエア配布サイト(12.2%)、ぜい弱性悪用サイト(0.6%)を検知した。うち、ボーガスウエア配布サイトについては、前月比+12ポイントと、大幅な増加が見られたという。

2013年度10月度のネット詐欺種類別検知率(出典:BB ソフトサービス)
2013年度10月度のネット詐欺種類別検知率(出典:BB ソフトサービス)

OS ごとのネット詐欺種類検知率(出典:BB ソフトサービス)
OS ごとのネット詐欺種類検知率(出典:BB ソフトサービス)

ボーガスウエア配布サイトは、Microsoft 社の最新 OS「Windows 8.1」の10月17日発売に伴い、発売前の時期を中心に偽販売サイトや海賊版販売サイトの検知が増加。詐欺サイト上では、「Windows 8 を格安で購入し、8.1へ無料アップグレードできる」といった表示が見られたという。これらはトラッキングクッキーのプログラムで誘導されていたが、現在は終息している状況とのこと。

最近は、精巧な作りの偽サイトも出現しているという(出典:BB ソフトサービス)
最近は、精巧な作りの偽サイトも出現しているという(出典:BB ソフトサービス)

同社は「偽販売サイトの特徴として、新製品など大きな関心を集める商材を絡め、いかにもありそうな偽販売サイトを立ち上げる手口が多く見られる」と解説。見抜くポイントとして、「日本語の使い方がおかしい」「商品の発送元が中国やアジア」「実在しない住所・会社」などの項目をチェックして欲しいとしている。