米国 Amazon.com の関連会社、Amazon Web Services は、3D グラフィックス機能が必要なアプリケーション用に設計された「Amazon Elastic Compute Cloud」(Amazon EC2)のインスタンスである新たな G2 インスタンスを発表した。

G2 インスタンスは1536コアで並列処理を行う「NVIDIA GRID GPU」がベースで、大量の並列処理能力が必要な、ビデオ制作サービス、3D ビジュアライゼーション、グラフィック アプリケーションのストリーミング、またサーバーサイドでの高負荷グラフィック処理に適している。これにより、DirectX、 OpenGL、 CUDA や OpenCL アプリケーションとサービスを構築できる。

G2 インスタンスは、AWS マネジメント コンソール、Amazon EC2 コマンドライン インターフェイス、AWS SDKs およびサードパーティのライブラリで使用開始できる。現在、米国東部 (北バージニア)、米国西部(オレゴン)、米国西部(北カリフォルニア)、欧州(アイルランド)で利用できるが、今後数か月の間に他の AWS リージョンでも利用できるようになる。

AWS Amazon EC2 VP の Matt Garman 氏は以下のように述べている。

「2年前にクラスタ GPU インスタンスを発表してから、HPC アプリケーションはもとより、多くの顧客からビデオ制作サービス、3D ビジュアライゼーション、ゲームストリーミングなど、高いグラフィック処理性能を目的として、GPU インスタンスの性能向上や機能拡張を求める要望が増えてきた。DirectX や OpenGL が使えるようになることで、開発者は、Amazon EC2 上で、拡張性があり、早い 3D アプリケーションを構築し、クラウドを使って高性能 3D グラフィックスを配信できるようになる」