1. Linux 3.0 が役割を終える

 
【LinuxTutorial】Linux 3.0 の EOL、Oracle Unbreakable Enterprise Kernel 3、SUSE for SAP
Linux 3.0.x カーネルがその役割を終えた。Linux カーネル開発者の Greg Kroah-Hartman 氏は10月22日、3.0.101 が 3.0 カーネルシリーズの最後のリリースになると発表した。

「これが最後の 3.0.x カーネルリリースとなる。3.0.x カーネルは、役割を終えた。私は今後、3.0.x カーネルを扱わない。3.0.x カーネルシリーズを利用している場合、3.10.x に移行することをお勧めする。3.4.x も利用できるが、3.4.x は、あと1年しか保守されないことに留意されたい」

Linux 3.0 は2011年7月に登場。これは当初「Linux 2.6.40」になる予定だったが、Linus Torvalds 氏が数字が大きすぎるとして Linux 3 とネーミングした。

2. Oracle Unbreakable Enterprise Kernel 3 for Linux

メインラインの Linux カーネルは頻繁にリリースされているが、Red Hat のような企業向け Linux ディストリビューションが、頻繁にカーネルをアップデートすることはない。

 
Oracle Unbreakable Enterprise Kernel 3 for Linux
Oracle Linux は、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)互換の OS。だが、RHEL カーネルとは別に、独自の Unbreakable Enterprise Kernel(UEK)も提供し、ブート時に選択可能にしている。UEK は RHEL カーネルよりも新しいバージョンの Linux カーネルをベースにし、アップデートされた機能をユーザーに提供している。

先週、Oracle は UEK 3 をリリースした。これは、今年2月に登場した Linux 3.8 カーネルをベースにしたものだ。Oracle の Linux および仮想化エンジニアリング担当上級副社長 Wim Coekaerts 氏は、次のように述べている。

「我々が出荷するカーネルは、標準 Linux のもので、フォークなどではない。≪中略≫ 我々が利用しているコードは、Linux カーネル開発者が書いたものであり、Linux の利用者によって長期に渡ってテストされてきたものだ」

3. SUSE Linux for SAP Applications

SUSE Linux for SAP Applications
SAP アプリケーションは、多くの Linux ディストリビューション上で稼働する。だが SAP は SUSE Linux と特別な関係を長く保ってきた。先週、SUSE Linux for SAP Applications がアップデートされた。SUSE Linux for SAP Applications は、SAP に最適化された、スペシャルバージョンの SUSE Linux だ。SUSE の上級ソリューションマーケティングマネージャー Sabine Soellheim 氏は次のように述べている。

「OS と SAP の緊密な統合は、SUSE Linux だけが提供する特別な機能と相まって、x86 上で稼働する SAP アプリケーションの信頼性とパフォーマンスを、UNIX と同等なものにまで引き上げている」

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、eWeek および InternetNews.com の主任編集者。