大林組NEC は、ビルのエネルギー需要を予測する実証実験を共同で実施した。ビッグデータに混在するデータ同士の関連性から、多数の規則性を自動で発見し、分析するデータに応じて自動で規則を切り替える NEC の「異種混合学習技術」を活用し、大林組の技術研究館本館のエネルギー需要を予測した。

実験では、大林組の技術研究館本館における、過去2年間の電力使用量や空調に用いた熱量、気象、営業日、在籍者数など各種データを基に、将来の電力使用量や熱量を予測した。実験の結果、収集したデータから、「冬季営業日の昼間」「夜間」「祭日」などで異なる規則性を自動的に発見。24時間後や1か月後などの電力使用量などを、大量の人手による複雑なデータ分割作業を行わず予測できたという。

この結果を踏まえて、大林組は、技術研究所内のすべてのビルを対象にしたエネルギースマート化プロジェクトの一環として、NEC のエネルギー需要予測システムを採用する予定だという。