イーソルは、同社が開発・販売する T-Kernel 拡張版リアルタイム OS「eT-Kernel」と統合開発環境「eBinder」の、自動車向け機能安全規格「ISO26262」の認証取得に向けた取り組みを開始した。

2014年第2四半期に、「車載向け安全度水準(ASIL:Automotive SIL)B」での第三者認証機関による認証取得を目指し、認証取得後、eT-Kernel と eBinder を主要に構成したソフトウェアプラットフォーム「eT-Kernel Platform」ユーザー向けに、「eT-Kernel Platform Automotive Safety Package」を販売する。

RTOS「eT-Kernel」と統合開発環境「eBinder」が自動車向け機能安全規格の認証取得を目指す
「eT-Kernel Platform Automotive Safety Package」構成

eT-Kernel Platform Automotive Safety Package は、eT-Kernel プラットフォームを利用する自動車メーカーや車載機器メーカーが、ISO26262 認証取得時に必要な、セーフティマニュアル、セーフティレポートなどのドキュメントで構成される。これにより自動車メーカーや車載機器メーカーは、自社開発の先進運転支援システム(ADAS:Advanced Driver Assistance System)などの車載情報機器の機能安全規格認証にかかるコストを大幅に低減できるという。

eT-Kernel は μITRON を継承し、T-Engine フォーラムの OSS リアルタイムOS T-Kernel をベースに、イーソルが独自に拡張、改良したリアルタイム OS。eT-Kernel と密に統合化された eBinder は、リアルタイム OS を使ったソフトウェア開発に特化している。

eT-Kernel プラットフォームは、車載インフォテイメント(IVI:In-Vehicle Infotainment)システムなどの車載分野で多くの採用実績がある。