英国オックスフォード大学の Oxford Internet Institude(OII)の研究者が、インターネット関連企業 Alaxa が公開したデータをもとに作成した階級区分図「Most visited website per Country」を発表した。世界各国で、もっとも人気の高い Web サイトを色分けして表示している。

世界一訪問者の多い Web サイトは Google で、2番目は Facebook ― だが日本では Yahoo!、中国と韓国では Baidu がトップ
オックスフォード大学 OII が発表した「Most visited website per Country」

同階級区分図は、2013年7月から8月にかけて、国ごとに最もアクセスされたサイトを世界地図上に表示したもの。OII の研究者はこの階級区分図により、世界のインターネットは、Google(地図中赤色で表示)と Facebook(青色で表示)という2つの”帝国”によって支配されていることがわかるとしている。また、Google は、欧州、北米、オセアニアの各国で強く、一方、Facebook は中東、北アフリカ、および中南米で強いことも明らかとなっている。

OII の研究者は同区分図が表示するアジア地域の情勢を、”興味深いもの”だと指摘している。この地域には、2つの”帝国”による支配が及んでいないためだ。例えば、中国で最もアクセスされたサイトは、中国の検索エンジン「Baidu(地図中緑色で表示)」だった。Baidu は、韓国でも最も人気の高いサイトになっている。OII の研究者は、韓国には自国の検索エンジン「Naver」があるのに、Baidu の人気が高いことに”戸惑っている”と述べている。また日本では、米国 Yahoo!とソフトバンクのジョイントベンチャーである「Yahoo! JAPAN(地図中紫色で表示)」が強さを示している。

OII 研究者が”興味深い”としたアジア地域のインターネット情勢
OII 研究者が”興味深い”と指摘したアジア地域のインターネット情勢

Google が1位になった国の数は62か国だった。一方、Facebook が1位になった国の数は50か国。だが、これら50か国のうち、2番目に人気の高いサイトが Google だった国は36か国、Google 傘下の YouTube だった国は14か国だった。