産業技術総合研究所(産総研)ヒューマンライフテクノロジー研究部門は、内視鏡画像処理などを行う医療機器用ソフトウェアを開発する SDK、「SCCToolKit」(Small Computings for Clinicals ToolKit)を無償公開した。

SCCToolKit に関する情報提供を Web サイトで開始し、併せてソフトウェアを中心に構成される医療機器の開発を支援する活動を展開する。

この開発キットは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「がん超早期診断・治療機器の総合研究開発/超低侵襲治療機器システムの研究開発/内視鏡下手術支援システムの研究開発」プロジェクトなどで開発したシステムを、産総研が「小型安価なパソコンで動作する」「簡単・単機能」に機能を限定し、医療機器のソフトウェア開発用に再編したもの。

今年5月に閣議決定された薬事法改正案で、医療機器の機能を持つソフトウェア単体(ソフトウェア医療機器)の製造販売が認められる方向となったことを受け、開発キットとして無償公開するもの。

産総研、「ソフトウェア医療機器」に向けて医療機器ソフト開発キットを無償公開
SCCToolKit による内視鏡画像処理システムの例
スマートフォンで設定を変更できる