NEC は、アジア地域の研究拠点として、シンガポールに「NEC ラボラトリーズシンガポール」(NLS)を設立した。

NLS は、NEC の研究所としては、日本、北米、欧州、中国に続く5地域目のもので、アジア大洋州(APAC)地域の統括会社、NEC アジアパシフィック内に設立された。

NEC にとって、シンガポールは、事業戦略遂行上、非常に重要な拠点であり、4月にはセーフティ事業戦略拠点「グローバルセーフティ事業部」をシンガポールに設立した。また6月には、 SSIPO によるパブリックセーフティ分野の実証実験「Singapore Safe City Test Bed」の参加企業に選定された。SSIPO は、シンガポールの内務省(MHA)とシンガポール経済開発庁(EDB)が立ち上げた、セキュリティ産業を推進する戦略的機関。

NLS は、セーフティ、ビッグデータ、セキュリティ、スマートエネルギー領域を中心に活動、シンガポール科学技術庁、シンガポール国立大学、南洋理工大学、国立シンガポール工科・デザイン大学など、現地の研究機関や顧客と柔軟に共同研究できる体制を組み、実証実験にも積極的に参画する。

NLS の設立にあたり、シンガポール経済開発庁 長官(Chairman of the Singapore Economic Development Board)Leo Yip 氏は以下のようにコメントしている。

「我々は、NEC が、ビッグデータやサイバーセキュリティ分野の最先端技術開発を行う場としてシンガポールを選択したことを歓迎する。これらはシンガポールの重点分野と位置づけており、NEC の新たなソリューション開発が、シンガポールの研究エコシステムをより強化し、シンガポールの研究機関や各産業のユーザ企業との連携を促進すると確信している」