米国 Intel は9月4日、第2世代の Atom マイクロプロセッサ「C2000」シリーズをリリースした。Intel はこの新たなチップにより、データ―センターでの採用が広がりつつある ARM ベースのマイクロサーバーに挑む。

Intel は新たな C2000 を、単にマイクロサーバー向けのプロセッサとしてだけではなく、ネットワーク機器での利用も視野に入れた、低電力でスケールアウト可能なチップと位置付けている。

C2000 は22ナノメートルの64bit プロセッサ。Intel の Silvermont アーキテクチャをベースとしている。C2000 のシステムオンチップ(SoC)アーキテクチャには13の異なるバージョンがあり、トップエンド製品では8プロセッサコアと最大64G メモリのサポートを提供している。

ARM との競合

Intel は Atom C2000 を ARM チップに対する競合製品と位置付けている。Intel のクラウドインフラグループ GM である Jason Waxman 氏は InternetNews.com に対し、ARM チップに対する C2000 の優位性に自信を持っていると述べた。

「省電力がカギを握るマイクロサーバー市場において、パフォーマンスの面でもエネルギー効率の面でも、C2000 はクラス最高の性能を持っている。Intel は競合製品に対する C2000 の優位性に自信がある」

ネットワーキング

Intel が C2000 でターゲットとしている市場には、ネットワーク機器がある。例えば Intel の Ethernet Switch FM5224 は C2000 を利用したソリューションであり、64マイクロサーバーをサポートしている。

Intel は C2000 の発表イベントで、シリコン光学素材を用いたサーバーラックのデモも行った。シリコン光学素材を利用すれば、従来の銅線ケーブルより高速にデータ転送が可能になる。

「銅線ケーブルで電子を移動させる代わりに、細い光ファイバーで光子を移動させると、多くのメリットを得られる」

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、eWeek および InternetNews.com の主任編集者。