米国 Microsoft 傘下の Skype は8月29日に会社設立10周年を迎えた。Skype の 公式 Blog ではこれを祝い、次の一文で始まるメッセージを掲載。Skype の10年の歩みを紹介している。

「(2003年)8月29日、Niklas Zennstrom と Janus Friis は、世界で3億以上の人にとって欠かせないコミュニケーションソリューションとなる企業を創設した」

Skype が10周年 ― 次の10年で、「3D ビデオ通話」の実現を目指す
10週年を祝う Skype の公式 Blog より

Microsoft の Skype 部門副社長である Mark Gillett 氏は、Skype の次の10年における構想の一部として、3D ビデオ会議システムの開発に取り組んでいることを明かした。Gillett 氏は英国 BBS のインタビューに対して次のように述べている。

「Skype は、被写体の 3D 撮影と、撮影したデータの 3D 投影に関する技術の開発に取り組んでおり、すでに研究室内では実験に成功している」

Gillett 氏は、市場の受け入れ態勢も改善されつつあると付け加えた。

「モニターの進化は目覚ましく、多くの利用者が 3D 映像の再生機能を持った TV や PC を購入するようになってきている」

だが 3D ビデオ会議のサービス開始には、まだ時間がかかるという。Skype による 3D ビデオ会議技術自体が、実験段階にあるというのがその理由の1つ。また、市場へのサービスの投入にあたっては、3D デバイスエコシステムの成熟度合いを見極める必要があるというのがもう1つの理由だ。

Gillett 氏は、グラスレス 3D ディスプレイの普及と、スマートフォンに搭載されるカメラの 3D 化が、3D ビデオ会議サービス成功の鍵であり、それには数年かかると述べた。

「今後、テレビ、コンピューター、そして最終的にはスマートフォン上でも3D が普及していくだろう。3D ビデオ会議サービスの提供開始は、その後になる」