米国 IBM は、電力事業における再生可能エネルギー資源の信頼性を向上する、電力/気象モデリングの先端技術を発表した。

気象予測とアナリティクスを組み合わせ、風力と太陽光エネルギーの可用性を正確に予測するもので、ユーティリティ事業者はより多くの再生可能エネルギーを電力グリッドに統合できるようになる。

この技術は「HyRef」(Hybrid Renewable Energy Forecasting:ハイブリッド再生可能エネルギー予測)と呼ばれ、気象モデリング機能や雲をイメージ化する先進技術、それに、上空に向けて設置したカメラによる雲の動きの追跡、風力タービンに取り付けられたセンサーによる風速/風温/風向のモニタリングを含み、これらから得たデータをデータ同化を基盤とするこのソリューションでアナリティクス技術と統合すると、風力発電所内の局地的な天気を正確に予測できるようになるそうだ。1か月後の天気や15分刻みの天気を予測することも可能だという。

米 IBM、風力や太陽光など再生可能エネルギーを予測するシステムを開発
HyRef 技術

HyRef で再生可能エネルギーの発電量を推定できるので、ユーティリティ事業者は変化しやすい風力や太陽光をより適切に管理し、電力グリッドへの逆潮流や蓄電する電力量をより正確に予測できるようになるという。また、石炭や天然ガスなど、他の従来型エネルギーとも統合できる。