米国 Google は、Web ブラウザの最新版 Chrome 29(バージョン29.0.1547.57)をリリースした。Windows、Mac、Linux OS 版が用意されている。最新版では、25件のセキュリティ修正が適用された他、Omnibox 検索機能の向上やブラウザリセット機能の追加などがなされている。

Omnibox 検索機能の向上

Google Chrome では、ブラウザ内に検索ウィンドウを設ける代わりに、ブラウザ上部のアドレスバーを検索ボックスとしても利用可能にしている。Google はこのアドレスバー兼検索バーを、「Omnibox」と呼んでいる。

Google は、この Omnibox を利用した検索機能を向上させた。Chrome 29.0.1547.57 では、Ominibox で表示される検索候補に、利用者が最近訪問した Web サイトが表示されるようになっている。

ブラウザの設定をリセット
する

Google は Chrome ユーザーに対して多くのカスタマイズオプションを提供している。だがオプションが多すぎるため、意図しない環境を構築してしまう利用者も、中にはいるかもしれない。そのような利用者のために、Chrome 29.0.1547.57 では、ブラウザの設定を初期状態にリセットする機能が追加されている。

Google、Chrome 29 で25の脆弱性に対応 ― 最高額の報奨金を獲得したのは CloudFuzzer 氏
「ブラウザの設定をリセットする」機能

セキュリティアップデート

Google は Chrome のセキュリティに貢献した研究者に対して報奨金を支払っている。29.0.1547.57 リリースでは、「拡張可能なスタイルシート言語(Extensible Stylesheet Language:XSL)」「メディアエレメント」「ドキュメントパーシング」に影響を与える解放後使用のエラーを報告した「Cloud Fuzzer」氏に対して最高額の報奨金が授与された。Google は今回、4人の研究者に対し合計で6,174ドルの報奨金を支払ったが、そのうちの3,000 ドルが Cloud Fuzzer 氏に授与されている。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、eWeek および InternetNews.com の主任編集者。