Apple には Siri があり、Google の Moto X にはタッチレスコントロールがある。そして Facebook には近い将来、Mobile Technologies の音声技術が搭載されるかもしれない。

米国 Facebook は8月12日、米国ピッツバーグに本社を置く Mobile Technologies を買収したと発表した。Facebook は Mobile technologies を「世界で最も先進的な音声認識と、機械翻訳の技術を持つ」企業であると評している。

Facebook、音声技術の「Mobile Technologies」を買収 - 世界をよりオープンな、繋がったものに
Mobile Technologies による
翻訳アプリ「Jibbigo」

Facebook の Tom Stocky 氏は、今回の買収は、Facebook の長期製品ロードマップの一部だと述べた。

「世界をよりオープンで、繋がったものにすることが Facebook の使命だ。世界では10億を超える人々がすでに毎月 Facebook を利用しているが、我々はその他の地域の人々が繋がることも手助けしたいと、常に考えてきた。

音声認識は、人々がモバイルデバイスや Web を操作する上でますます重要性を増してきている。Mobile Technologies の技術は、そうした変化に合わせて、Facebook を進化させてくれるだろう」

Mobile Technologies による翻訳アプリ「Jibbigo」の Web サイトでは、Facebook が同社を買収したことを知らせるメッセージが掲載されており、スタッフの一部はピッツバーグから、Facebook の本社があるカリフォルニア州メンローパークに引っ越す予定だと伝えている。

メッセージ内で Mobile Technologies は、世界には6,000の言語が存在するが、このことが人々の間のコミュニケーションを分断し、困難なものにしていると主張する。彼らのオフラインでも利用可能なアプリ Jibbigo は、この分断を解消し、人々のコミュニケーションを手助けするものだという。

今回の買収によって、Mobile Technologies はグローバルな市場にリーチ可能となる。同社の技術を活用可能な「新たな、そして興味深い方法」を模索できることを楽しみにしていると、同社は述べている。

音声認識は、今後最も大きな成長が見込まれる技術の1つ。リサーチ企業 TechNavio は、世界の音声認識市場は、2012年から2016年までの年平均成長率が22%に達すると見込んでおり、成長を牽引するのは、音声による生体認証に対する需要増加だとしている。

(この記事は、8月13日付け英文記事の抄訳です)