SAP ジャパンは、企業のサプライチェーン全体のデータを統合/分析し、需給業務計画の策定/調整を支援するクラウドアプリケーション新製品「SAP Sales and Operations Planning powered by SAP HANA」の販売を開始した。

企業の、需要/供給計画プロセスにかかわる複数部門のデータを、リアルタイムで統合/分析/可視化するもの。「SAP ERP」や「SAP Advanced Planning and Optimization」などの SAP アプリケーションのデータはもちろん、Excel や他システムのデータも集約、一元管理できる。

「SAP HANA Cloud Platform」がベースになっており、複数部門のデータをリアルタイムで集約/分析、必要な時に、実データにもとづいた需給業務計画の策定/調整ができる。

また、シナリオ分析機能で、複数のシナリオ計画やシミュレーションをリアルタイムで実行する。モデリング済みの需要/供給業務プロセスのテンプレートがあり、最短2〜3か月で利用を開始できる。

ユーザーインターフェイスには、Excel や Web UI を採用、分析レポートなどの画面に表示する項目やレイアウト、グラフなどは、部門や役割に応じてユーザー自身が設定(最適化)できる。

さらに、ソーシャルコラボレーション機能もあり、ユーザー同士がディスカッションしたり、計画の変更履歴も自動で共有される。タブレット端末など、マルチデバイスにも対応。

需給業務計画を遂行するには、営業、マーケティング、財務、製造、調達、物流など、需要/供給計画プロセスにかかわる複数部門の連携が必要だ。企業の多くは、各部門が独自に製品価格や売上予測、需要、在庫/製造コストなどのデータを保有しているが、近年、各部門が扱うデータ量も急増、膨大なデータを一元的に管理し、一貫した需給業務計画を迅速かつ高精度に策定・調整することが急務の課題となっている。