ストレージメーカーのネットアップは、Apple iOS 端末から NetApp 製ストレージに保存されたデータに安全、高速にアクセスできる新製品「NetApp Connect」(ネットアップ コネクト)を発表した。

NetApp Connect は、NetApp が買収した ionGrid の技術をベースに開発されたもので、VPN(Virtual Private Network)を設定したり、追加の認証ツールを導入しなくても、NetApp ストレージ環境に保存されたファイルを、リモート環境からシームレスに高解像で“見る”ことができる。

ネットアップ、iOS 端末からストレージにアクセスできる「NetApp Connect」を販売
「NetApp Connect」参考画面イメージ

NetApp Connect ユーザーは、ファイル共有、Microsoft SharePoint、イントラネットの Web アプリケーションなどの環境でも、iOS 搭載端末(iPhone、iPad、iPad mini)から企業情報に直接アクセスでき、データのストリーミング、閲覧、コメントの追加、回覧などの作業ができる。また、すべてのドキュメントを高精細で画面に表示できる。

ファイルの表示
ファイルの表示

NetApp Connect は、iPhone/iPad でほかのアプリと同様に機能するが、モバイル端末内に安全な領域を作成し、常に端末内部で情報を管理するアプローチをとっており、共有端末管理や BYOD、企業コンプライアンスに関連する懸念を排除できる。また、データはすべて企業ネットワークのファイヤウォール内で保護され、クラウド上にはコピーされない。

NetApp Connect の iOS 用クライアントアプリは Apple App Store から提供する。また Android 端末向けアプリも近日中に提供される予定。

NetApp Connect は単独でも使用できるが、「Citrix ShareFile」や「VMwareR Horizon Suite」などとも補完関係にあり、これらは、NetApp ストレージ製品のデータ管理機能や「clustered Data ONTAP」アーキテクチャとの統合で、コラボレーション、データ共有、モバイル端末へのアクセスなど、効率的で安全性の高いソリューションとなる。