LINE は、「NAVER」ブランドで提供している各種サービス用の会員情報「NAVER アカウント」約170万件が不正アクセスにより漏洩(ろうえい)した件について、不正アクセスを行った人物を特定できたと発表した。そして、漏洩した会員情報が不正使用されたり第三者へ提供されたりした痕跡が一切なかったとしている。

LINE はこの問題の調査を進め、不正アクセスを実行した人物の特定に成功。日本国外からのセキュリティ攻撃であったため現地警察と検証を行い、不正取得された会員情報が169万2,496件で、その内容がメールアドレス、ハッシュ化済みパスワード、アカウント名(ニックネーム)であることを確認した。これら情報は LINE スタッフが立ち会って削除させた。また、不正ログインによるアクセス、データの改ざん、第三者に提供した痕跡などは一切確認されなかったとしている。

なお、LINE はこれまで漏洩の該当ユーザーにパスワード再設定を要請していたが、安全性が確認できたとして、パスワード変更していないユーザーに対しては従来のパスワードでもサービスを引き続き使えるようにした。

一般に、1種類のアカウント名とパスワードを複数のサービスで使い回している場合、その情報の漏洩で不正ログイン攻撃による被害を受けやすくなる。LINE も、複数のサイト/サービスで同じパスワードを使用せず、定期的にパスワードを変更するよう推奨している。