レッドハットは、オープンハイブリッドクラウド実現に向け、OpenStack を使用したクラウド構築用「Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform」と、データセンター仮想化から OpenStack クラウドに移行できる「Red Hat Cloud Infrastructure」の2製品を発表、日本市場でのサブスクリプション販売を開始した。

Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform は、「Red Hat Enterprise Linux」と OpenStack クラウド基盤を組み合わせた、プライベート/パブリッククラウド構築用基盤。

通信事業者、インターネットサービスプロバイダ(ISP)、パブリッククラウド ホスティングプロバイダ向けに設計されており、Red Hat の OpenStack と最適化された Red Hat Enterprise Linux Server が統合されている。クラウドワークロードに向けたプライベート/パブリッククラウドを、OpenStack のワークロードサーバー(コンピュートノード/ストレージノード/コントローラノード)で実行する認定済み基盤とともに、ゲスト仮想マシン用の Linux OS を提供する。

これにより、Red Hat Enterprise Linux Server と OpenStack コードの両方の整合性を維持し、OpenStack インフラストラクチャの開発や実装、Linux OpenStack Platform の基盤上におけるサービスレイヤへの付加価値の追加、ツール、追加機能の開発に専念できる。

また Red Hat Cloud Infrastructure は、従来型仮想化と新たなクラウド対応アプリケーションの両方をカバーするオープンクラウド管理ソリューションを備えた IaaS(Infrastructure-as-a-Service)を実装できるもの。Red Hat Cloud Infrastructure を導入することで、企業は自社のペース、IT ポリシー、管理に従い、新しいクラウド対応アプリケーションアーキテクチャに移行できるという。

従来のワークロード用データセンターの仮想化/管理技術に基づいて、プライベートクラウド IaaS を構築、管理できるようにすると同時に、Red Hat OpenStack に基づいた、スケーラブルでパブリッククラウド形式のインフラストラクチャに移行する手段を提供する。

これは、「Red Hat Enterprise Virtualization」「Red Hat CloudForms」「Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform」のコンポーネントで構成された単一のサブスクリプション製品。

Red Hat Enterprise Virtualization は、従来のエンタープライズ アプリケーションワークロードに必要な機能を備えた仮想化基盤を構築できる、Linux/Windows ワークロード用の包括的なデータセンター向け仮想化製品。

Red Hat CloudForms は、既存の異種混在の仮想インフラストラクチャ上の可視化と管理を行い、Red Hat Enterprise Virtualization、VMware vSphere、その他の仮想化ソリューション/ハイパーバイザ/プラットフォームにわたってクラウドサービスを配備、監視、管理できる、オープンハイブリッドクラウド管理ソリューション。

さらに、同社は、システム管理者を対象とした新しいトレーニングコース「Red Hat OpenStack Administration」を発表した。日本国内では9月から開始する予定で、価格は21万円(税別)。