企業間電子商取引ソリューションのデータ・アプリケーション(DAL)は、欧州自動車業界でデータ交換用プロトコルのデファクトスタンダードである「OFTP2」(Odette File Transfer Protocol 2)に準拠した通信機能を、同社の EDI(電子データ交換)パッケージソフトウェア「ACMS シリーズ」に実装する。

実装する製品は、企業内外のシステムとアプリケーションをシームレスに連携する B2B インテグレーションサーバー「ACMS E2X」と、企業間データ連携環境を構築する B2B サーバー「ACMS B2B」の2製品。

OFTP2 は、欧州自動車産業界の EDI 要件に対処するために、欧州自動車標準化団体 ODETTE(Organization for data exchange by Tele Transmission in Europe)が制定したデータ交換用プロトコル。1980年代に制定された ISDN 回線/電話回線用プロトコルである OFTP の後継として、インターネットの利用を前提に、セキュリティ技術やビジネス各領域で要求される各種機能を実装した改良版。2009年に制定された。

OFTP2 は現在、欧州自動車業界のキープレーヤーの多くが採用し、事実上の業界標準となっており、欧州企業と電子商取引する海外の企業にも OFTP2 対応が求められる。日本国内の自動車産業界の一部でも、欧州の自動車メーカーとの取引を重視し、OFTP2 の国内利用も含め、採用を検討中である。

DAL の「ACMS シリーズ」は、自動車業界でも多数の導入実績があり、国内製品としては唯一 OFTP2 に対応できるソリューション。OFTP2 対応システムを追加することなく、欧州、欧米、国内をはじめとするグローバルな取引を、ひとつの日本語環境で一元管理できる。

DAL は、ODETTE との相互接続試験を経て、2014年5月末に出荷開始予定の「ACMS シリーズ」の最新版(仮称:バージョン4.1)に OFTP2 準拠の通信機能を実装する。