米国 Red Hat が支援する Fedora Linux プロジェクトは7月2日、スケジュール通り Fedora 19 をリリースした。これは、今年2つ目となる Fedora のメジャーリリースだ。

Fedora 19 は、今年1月にリリースされた Fedora 18 に次ぐもの。Fedora 19 では、新機能として新たな VoIP、強化されたファイアウォール、最新の PHP 5.5 スタックなどが追加された他、可用性も向上している。

Fedora 20

Fedora 19 がリリースされたことで、Fedora プロジェクトのフォーカスは、Fedora 20 へと移った。Fedora のプロジェクトリーダーである Robyn Bergeron 氏は InternetNews.com のインタビューに対し、Fedora プロジェクトの今後について語った。

Fedora 19 「シュレディンガーの猫」リリース ― 箱を開けて、猫を確かめよう!
InternetNews.com のインタビューに答える Robyn Bergeron 氏

新カンファレンス「Flock」

Fedora が今後取り組むのは、「Flock」と呼ばれる新たなカンファレンス。Flock は、従来の「Fedora Users and Developers(FUDcon)」カンファレンスに代わるものだ。

FUDcon は、Fedora への貢献者を対象としたカンファレンスだった。だが、Flock では、OpenStack Summit に近いモデルに変更される。Fedora はこの新しいカンファレンスに、世界中から様々な分野の人々が参加することを望んでいる。

「我々は Flock が、これまで出会うことのなかった人たちから意見を聞く場となり、Fedora の今後の製品計画に良い影響を与えてくれることを期待している」

Red Hat Enterprise Linux 7

Red Hat は、Red Hat Enterprise Linux 7 のリリースに取り組んでいる。このリリースでは、Fedora 20 はスコープの外に置かれている。Bergeron 氏は次のように述べる。

「だからといって、Fedora 20 の開発で気を抜けるというわけではない」

Bergeron 氏は、Fedora プロジェクトには、プロジェクト内のインフラを含め、向上させなければならないことがたくさんあると述べた。

「良いソーセージを作ろうと思ったら、ソーセージの原料を良くするのが、一番の方法だ」

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。