IEEE は、宇宙開発技術が家電製品の進歩にますます大きな役割を担うことになると発表した。注目されている技術は、無線電力技術、リモートセンシング技術、音声制御技術の3つだ。

現在、宇宙太陽光エネルギーから発電した電力を地球上のエネルギーネットワークに流通させる技術が開発されている。あわせて、宇宙太陽光発電を無線ネットワークを通じて電子製品に伝送できる技術も開発されていることから、これらが実現すれば物理的なコードを使って電源コンセントにプラグをさす必要はなくなるという。

リモートセンシングは、地球上から惑星探査機を制御する技術。地球―火星間などの遠大な距離での実用に耐えうるよう、正確性が求められる。この技術はすでに人口四肢の制作に応用され、自分の手足のような感覚を持ち、体の一部であるかのように機能させることができるようになっているという。

音声制御技術は、宇宙旅行の最大のネック、宇宙船内の物資コストを削減するのに効果があるという。音声制御技術の開発が進めば、家電製品の設計方法に大きな変化がもたらされる。システムがユーザービリティを追求したものになるとのことだ。2050年までには、宇宙旅行はごくありふれたものになっているという。