フリービットと佐賀県唐津市は、総務省の「ICT 街づくり推進事業」を受託、コンパクトスマートシティサービスでの実証事業に合意した。

今後、唐津市とフリービットは、「ICT 街づくり推進事業」で、「高齢者向け安心見守り・デジタルトリアージシステムサービス」、市民向け低価格スマートフォンサービス「唐津スマホサービス」に取り組む。

「高齢者向け安心見守り・デジタルトリアージシステムサービス」は、「見守りセンサー」と「バイタルデータの収集」、「デジタルトリアージシステム」で、独居老人の「完全なる見守りサービス」を目指すもの。唐津には全市に張り巡らせた光ファイバーインフラがあり、それを高齢者向けサービスのインフラとしてそのまま利用する。

見守りサービスは外部の提携機関などと連携、24時間365日稼働する「目・耳」の役割を果たし、異常時には家族や外部組織とスムーズに連携する。

また、タブレットや電話で利用できるデジタルトリアージシステムで、簡単な質問に答えるだけで、ユーザーの現在の重篤度やどの種類の病院に行く必要があるかなどの、医師の診察を受ける際の情報を即座に得ることができる。

唐津市とフリービット、高齢者向け安心見守りサービスなどで実証事業
高齢者向け安心見守り・デジタルトリアージシステムサービスの相関図

市民向け低価格スマートフォンサービス「唐津スマホサービス」では、フリービットの MVNO サービスを利用した、地域専用「唐津スマホサービス」(仮称)でスマートフォンを住民に提供、平常時は、唐津ブランド発見地図や唐津ブランド発信サイトの閲覧、見守りサービスに、非常時には災害対策システムとして活用する。

「唐津スマホサービス」イメージ図
「唐津スマホサービス」イメージ図

なお、このプロジェクトには、九州大学、大分市のコアラ、ハイパーネットワーク社会研究所も共同参画している。

フリービットは中期経営計画「SiLK VISION 2016」で、「資源が有限であるということ」と「高齢化問題」の「課題先進国」モデルビジネスを戦略の中心に据えている。また同社は、2008年から、唐津市に大規模コールセンター「SiLK Hotlines」を設置し、独自の IT 技術で日本全国のユーザーサポートを行ってきた。

一方、唐津市は、「響創のまちづくり」を基本理念に、情報基盤や公共インフラの整備等のくらしの安心に向けた基盤づくり、人材育成への取組み、新エネルギー事業の推進、国際交流、産業活性化への取組み等、様々な施策を進めてきた。