米国 Microsoft と米国 Oracle は6月24日、クラウドコンピューティングに関する提携を結んだと発表した。Oracle のデータベースとソフトウェアが、Microsoft の Windows Azure クラウドプラットフォームに提供される。

Microsoft と Oracle が、クラウドで提携 ― Windows Azure で Oracle ソフトウェアが利用可能に
Oracle は先週実施された2013会計年度第4四半期の決算発表で、Microsoft との提携についてほのめかしていた。同社は、Microsoft の開発者向けカンファレンス Build の前に、大きなニュースを発表すると述べていた。

6月24日、Oracle はその約束を実行に移した。同社は声明で次のように述べている。

「今回の提携により、顧客は Windows Server Hyper-V と Windows Azure で、Oracle ソフトウェアを利用可能になる。顧客は、Windows Server Hyper-V または Windows Azure で、Java、Oracle データベース、Oracle WebLogic Server を利用可能となり、Oracle からのフルサポートを受けられる」

Microsoft CEO である Steve Ballmer 氏は、6月24日の記者発表に先んじて、次の声明を出している。

「我々の顧客は、これまでも Windows Server 上で可能だったように、Oracle アプリケーション、ミドルウェア、データベースを、Microsoft の提供するユニークなハイブリッドクラウドソリューションで利用可能になる」

Oracle と Microsoft は、急速に立ち上がりつつあるクラウドコンピューティングの分野で、厳しい競争に直面している。Salesforce や Google のような企業は、早くからソフトウェアの CD/DVD による販売から、クラウドによるソフトウェアの提供へとシフトしていた。

このような企業の先見性は、成果を出しつつある。InternetNews.com の Jeffrey Kaplan は、次のように述べている。

「多くの場合、顧客はクラウドサービスの導入による運営コストの削減を求めてはいない。そうではなく、顧客はクラウドに機動性と競争力を期待しており、クラウドによってビジネス運営における反応性を高めたいと考えている」

実際に、いくつかの企業では、クラウドを最優先させている。

「企業は、『クラウド最優先』構想に全力を傾けている。クラウド移行には何段階ものプロセスと長い時間が必要となるが、それだけの価値があると信じているからだ」

Pedro Hernandez は、InternetNews.com の貢献執筆者。

(この記事は、6月24日付け英文記事の抄訳です)