建築会社 C. F. Moller は、スウェーデンの首都ストックホルムに建築される高層マンションの設計コンペに企画を提出。その概念図を一般にも公表した。建築に関する情報を提供するメディア Dezeen が伝えている。

スウェーデンで、木造34階建ての高層マンションが2023年に登場?
木造による34階建て高層マンションのイメージ図

同社が公表したのは、34階建ての高層マンションのコンセプト図。未来の住居のビジョンを示しており、建築費用を抑え、かつ環境に優しい設計にするため、木造による高層マンションを建築することを提案している。

木造高層マンションは、未来の住居のビジョンを示す
木造高層マンションは、未来の住居のビジョンを示す

C. F. Moller の建築士である Ola Jonsson 氏は、Dezeen に対し、木造建築物を構想した理由を次のように述べている。

「これまで高層マンションが木造でなかった理由は、コンクリートと鉄が市場の大きな割合を占めていたからだ。だが建築業界も、環境への責任を取らなければならない。建築は、世界における CO2 排出量の30から40%を占めている。だが、木材建築による CO2 排出量は、鉄やコンクリートによる建築よりもずっと少なくて済む」

Jonsson 氏はまた、木造建築は、建築資材の運搬コストなども低く抑えられるため、建築コスト全体も鉄筋/鉄骨コンクリート建築よりも低く抑えることが可能だと主張している。

木造高層マンション室内イメージ
木造高層マンション室内イメージ
 
C. F. Moller がコンペで勝利した場合、木造高層マンションは2023年に登場することになるそうだ。

木造高層マンション周辺イメージ
木造高層マンション周辺イメージ