米国 Oracle CEO である Larry Ellison 氏は、同社による次世代データベースについて昨年から何度も語ってきた。

Ellison 氏が最初に Databese 12c について語ったのは、2012年 の OpenWorld の基調講演。マルチテナンシーを実現した、新時代のデータベースとなると述べていた。

Oracle Database 12c は、クラウド時代に向けたマルチテナントのデータベース
新時代のデータベース登場は、間近に迫っているようだ。Ellison 氏は、先週実施された2013会計年度第4四半期の決算発表の席上で、12c データベースについて次のように述べた。

「12c は、マルチテナントのデータベースだ。12c の『c』は、クラウドを意味している。12c は、データベースレイヤでマルチテナンシーを実現する最初の製品だ」

Ellison 氏は、Oracle は今週、Oracle 12c をベースとしたクラウドに関する技術提携を発表すると述べた。提携先企業には、Salesforce.com、NetSuite、そして Microsoft が含まれているという。

「クラウド分野における今回の提携は、クラウド業界全体と、クラウドにおける Oracle の技術への見方を根本的に変えることになるだろう。12c は、新世代のクラウドセキュリティにとって、我々が開発した最も重要な技術だ」

Ellison 氏は、クラウドベンダーだけでなく、自社のファイアウォール内でプライベートクラウドを構築する企業顧客からも Oracle Database 12c が採用されることを期待している。

12.1c

Oracle 社長の Mark Hurd 氏は、Oracle は伝統的なデータベースに加え、インメモリデータベースの開発も行っていると述べた。

「12.1c はインメモリデータベース。M シリーズのマシンに向けて設計されている。M シリーズは、地球上のどのコンピューターよりも、大容量のメモリを搭載したマシンだ」

Oracle の M シリーズ SPARC マシンでは、最大で32テラバイトの DRAM が利用できる。Hurd 氏によれば、このシリーズのマシンは、Oracle の次期バージョンデータベースの利用に合わせて設計されたものだそうだ。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。