ここ数年で最大規模のアップデートが実施された PHP の最新版が登場した。すぐにでも導入し、使ってみたいとわくわくしている人も多いことだろう。私もその一人だ。

PHP 5.5 リリース ― Zend Optimizer+ オペコードキャッシュの PHP コアへの組み込みと、パスワードハッシング API 導入
PHP 5.5 の目玉機能の中には、「Zend Optimizer+ オペコードキャッシュ」の、PHP コアへの組み込みがある。これについて、PHP.net のマニュアルには次のよう説明されている。

「OPcache は、プリコンパイルされたスクリプトのバイトコードを共有メモリに格納することで、PHP のパフォーマンスを向上させる。これによって、PHP はリクエスト毎にスクリプトをロードし、パースする必要がなくなるからだ」

わかっている。同じことは、APC などの技術を利用しても可能だ。だがこの技術が PHP のコアに組み込まれたことで、より最適化された PHP 体験が実現可能になるはずだ。

PHP 5.5 は、「パスワードハッシング API」も新たに提供する。これは、開発者によるパスワードハッシングの導入を簡単にすることで、セキュリティを高めることを狙ったものだ。

「crypt() を使ったパスワードハッシングは、取り扱いがかなり難しい。シンプルな API を提供することで、開発者は強力なパスワードハッシングを簡単に利用可能になる」

PHP 5.5 では、Windows XP と Windows Server 2003 のサポートが終了となった。これらのシステムが10年以上前のものであることを考えれば、この決定に驚くものはいないだろう。

PHP 5.5 でのその他の変更点については、「PHP 5 ChangeLog」を参照されたい。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。