3D 設計のフランス Dassault Systemes は6月11日、自動車/輸送機械産業向けの製品開発プロセス用「Target Zero Defect(ターゲット ゼロ デフェクト)」を発表した。

同システムは、製品開発プロセス全体で不具合をゼロにするための、オープンで統合されたコラボレーション環境を提供するもの。多額の費用がかかるリコール発生の可能性を抑え、新製品投入に伴うリスクを軽減できるようにする。

「ターゲット ゼロ デフェクト」では、デザイン/設計/製造の各工程を、企業/パートナー/サプライヤーなどから構成されるエコシステム全体を通して、コラボレーションできる製品開発環境につなぐことで、企業のナレッジを取り込んで活用するグローバルなアプローチを提供する。

複雑な車両システムと構成部品の仮想設計、シミュレーション、検証ができるシステムエンジニアリング機能を土台としており、シャシー/パワートレイン/ボディ/内装など、あらゆる領域の構想設計からバーチャル製造まで、全段階をカバーし、高性能な仮想設計とシミュレーションも利用できる。

米国 Tesla Motors エンジニアリングツール担当ディレクター Paul Lomangino 氏は、次のように述べている。

「Tesla では、全員が可能な限りクリエイティブで生産的であることが求められる。3D エクスペリエンス プラットフォームでは、製品開発プロセスの関係者全員が、プロセスやツールに気を取られることなく、クリエイティブで生産的であることに集中できる。複雑化する製品、プロセスの双方に対応できる 3D エクスペリエンス プラットフォームは、会社が前進するうえで大変重要だ。複数の組織をひとつの旗のもとで一体化し、全組織を共通のソリューションでまとめる機能は、Tesla が前進するうえで大きな助けとなる」

仏 Dassault、自動車/輸送機械向けの不具合ゼロの開発コラボレーション環境を発表
「Target Zero Defect」