宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月19日、種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)で、宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機の機体を報道陣に公開した。同機は、8月4日に種子島宇宙センターから打ち上げられる H-IIB ロケット4号機に搭載される予定。

公開された「こうのとり」4号機(出典:JAXA)
公開された「こうのとり」4号機(出典:JAXA)

こうのとりは、国際宇宙ステーション(ISS)に補給物資を運ぶための輸送手段として、日本が開発した無人の物資補給船。今回打ち上げ予定のこうのとり4号機は、約5.4トンの貨物を ISS へ輸送する。

同機の補給キャリア与圧部には、約3.9トンの物資を搭載。内容は食料品(レトルト品、乾燥食品、菓子類、飲料など)や飲料水のほか、宇宙飛行士が使用する衣類・日用品、「きぼう」日本実験棟で実施される実験サンプル、実験装置、システム補給品など。

「きぼう」搭載用ポータブル冷凍・冷蔵庫(出典:JAXA)
「きぼう」搭載用ポータブル冷凍・冷蔵庫
(出典:JAXA)
その中でも新規開発品の「きぼう」搭載用ポータブル冷凍・冷蔵庫(FROST)は、マイナス70度以上まで冷却可能で、停電時でも保冷できるよう国内で新たに開発された保冷剤を使用しているという。

また、補給キャリア非与圧部には ISS 船外のシステム補用品や船外実験装置など約1.5トンを搭載する。