MySQL データベースで高可用性やスケーラビリティを実現する方法はいくつかあるが、その1つとして、MySQL Cluster ソリューションの利用もあげられる。

米国 Oracle は6月18日、MySQL Cluster 7.3 を一般公開した。

Oracle、MySQL Cluster 7.3 を公開 − 外部キーが利用可能に
MySQL Cluster は、これまでは主に通信事業者などから利用されてきた。7.3 リリースで Oracle は、MySQL Cluster がマスマーケットでより幅広く採用されることを目指している。

この目的を実現するため、MySQL Cluster 7.3では、結合と外部キーをサポートしている。外部キーをサポートすることで、他のシステムデータベースとの連携がより容易になった。

また、新しい自動インストーラも、MySQL Cluster 導入の拡大を後押しすると Oracle は期待している。Oracle の MySQL エンジニアリング部門 VP である Tomas Ulin 氏は、InternetNews.com に対し次のように説明した。

「Oracle は、これまでは MySQL Cluster が複雑すぎるとして導入をためらっていた顧客層にも、製品を届けたいと考えている」

自動インストーラは、ホスト上の CPU 数や RAM の容量を自動検知する。次に、配備する環境でのワークロードタイプについて管理者に尋ね、そのワークロードに最適化された設定を提供する。

MySQL Cluster 7.3 は、今年2月に公開された MySQL 5.6 データベースが提供する、非常に多くの機能向上のメリットをフルに受けられるリリースでもある。

Oracle は MySQL Cluster および MySQL データベースの開発に今後も投資を継続するが、Ulin 氏は、Oracle はこの両者を今後もオープンソースに維持することを強調した。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。
(この記事は6月18日付け英文記事の抄訳です)