【COMPUTEX 2013】AMD が Android、Chrome OS 向けチップの開発を示唆
アジア最大級の IT 関連製品の見本市「COMPUTEX TAIPEI 2013」が6月4日から8日まで開催された。同ショーで米国 AMD は、引き続き Windows をサポートすると表明。だが同時に、他の OS をサポートする可能性についても言及した。AMD は、Google の Android や Chrome OS が稼働する、ローエンドのタブレットやノート PC に向けたプロセッサを製造するかもしれない。

この件を最初に伝えたのは、PCWorld だった。

「Windows OS 向けのプロセッサを製造してきた Advanced Micro Devices は、Google Android および Chrome OS が稼働する、PC およびタブレット向けのチップの設計も手掛けようとしている。AMD のグローバルビジネス部門上級副社長兼 GM である Lisa Su 氏は、台湾で開催された見本市 Computex でインタビューに答え、AMD は x86 と ARM アーキテクチャをベースにしたチップを設計し、OS の選択肢を拡張すると述べた」

eWeek  は、Su 氏の発言を引用している。

「我々は、Windows 8 に深くコミットしている。Windows 8 は素晴らしい OS だ。だが、我々は Android と Chrome OS の開発市場も視野に入れている」

Ars Technica は、Chrome OS および Android に対応したチップの出荷時期に言及している。

「Su 氏は、Chrome OS および Android に対応したチップがいつ出荷されるのか、またこれらの OS のどのバージョンに対応するのかについては語らなかった。だが AMD は最近、熱設計電力が3.9ワットで、これら OS が搭載されるデバイスに適合しやすい低電力 APU シリーズ(コード名 Temash)を発表しており、このチップシリーズは近く出荷されると見られている」

Maximum PC は、他のハードウェアメーカーも、Windows の代替プラットフォームを模索していることを伝えている。

「Microsoft の将来は、現時点では不確かなものとなっている。PC 売上が下落しているだけではなく、Windows 8 が前バージョンから劇的な変化をしたことで、OEM やハードウェアメーカーは、代替プラットフォームのサポートを検討している。これに AMD も加わった。同社は Computex で Google のオープンソースプラットフォームである Android と Chrome OS に向けたハードウェアの開発に興味を示していることを明かした」