日本 IBM は、予測分析ソフトウェア「IBM SPSS Modeler」でビッグデータを活用する際の処理プロセス、スピードやコストを最適化するソフトウェア「IBM SPSS Analytic Server V1.0」を発表した。

SPSS Modeler が分析対象とするデータ基盤を、従来の RDB に加え、Hadoop にまで拡大するもの。

価格は17万5,350円(税込、1TB あたりの基本価格)から。

最近急速に需要が高まっている大規模分散データ基盤 Hadoop の非構造化データの分析/解析ソフトウェアでは、RDB 形式にデータを変換しなければならなかったり、また変換したデータを保存するストレージを重複して保持しなければならないなどの課題があった。

IBM SPSS Analytic Server V1.0 は、SPSS Modeler と Hadoop の間に導入、統合されたビッグデータの予測分析システムを実現するソフトウェア。

SPSS Modeler を大規模データの並列処理を行うアプリケーションフレームワーク Hadoop Map/Reduce に対応させ、そして、Hadoop 分散ファイルシステム(HDFS:Hadoop Distributed File System)に直接アクセスし、Hadoop 基盤上にあるデータを分析できる。

なお IBM SPSS Analytic Server V1.0 は、「IBM InfoSphere BigInsights」に加え、Cloudera、Hortonworks、および OSS の Apache Hadoop など、主要な Hadoop ソフトウェアに対応している。

SPSS Modeler と Hadoop との連携は、IBM SPSS Analytic Server V1.0 に実装される、IBM が独自開発した分析アルゴリズムインターフェイス(Analytic Framework)で自動的に処理される。

Hadoop の知識やスキルがなくても、SPSS Modeler 画面上から操作して、予測分析に大規模データを活用できる。さらに、Hadoop に対して、データの加工やサンプリング、分析結果の書き込みなども行うことができる。

なお、SPSS Analytic Server と連携する SPSS Modeler は、簡単な操作でデータマイニングや統計解析を実現する、IBM の予測分析ソフトウェア。ビッグデータによる予測分析を実行する「ワークベンチ」(作業台)としてデザインされており、操作画面上でアイコン化された分析機能や要素を矢印でつなげる直感的な作業で、高度な予測分析フローを作成できる。

日本 IBM、予測分析ワークベンチ SPSS Modeler を Hadoop にまで拡大するソフトウェアを発表
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