5月29日から31日にかけて、ホテル椿山荘東京で「LinuxCon/Cloud Open Japan 2013」が開催中だ。LinuxCon Japan は、アジア地域最大の Linux カンファレンスで、コア開発者、管理者、ユーザー、コミュニティマネージャー、業界専門家が一堂に会するイベントである。

Linus Torvalds 氏も来日、30日の午前の基調講演で Dirk Hohndel 氏(Intel Linux/オープンソース担当チーフテクノロジスト)と「Linux: Where Are We Going?」というタイトルで討論を行った。

「Linux: Where Are We Going?」というタイトルだが、Linus によると、「自分が Linux の開発を始めたときには、それがどういうものかのプランはなかった。プロプライエタリの OS があまりに高価で、その割にはよくなかったので、自分が使うために開発を開始した。Linux OSS のいいところは、プランがないことだ。だから、面白くて楽しいのだ」そうである。

また、Linux OSS コミュニティに多様性をもたらす試みについては、討論会では、開発者やその他の参加者が白人男性が中心になっていることに懸念が示された。白人以外の男性や女性が多く参加することが、コミュニティに多様性をもたらすからだ。今回東京での開催ということもあり、日本人にとって、英語でのコミュニケーションが障壁になっていることも指摘された。

つまりは、Linux 自体に目指すべき場所はないが、そのコミュニティは、なるべく楽しくて、多様性のある人々が参加する場所であってほしい、ということだろうか。

Linux コミュニティは、面白くて楽しくて多様性のある場所に!?
Linus Torvalds 氏と Dirk Hohndel 氏