東芝ソリューションは、新ストレージシステム「Toshiba Total Storage Platform」の販売を開始した。ビッグデータ活用、クラウド、企業内システムまでのニーズに応えるストレージとして、4種類の製品が含まれる。

東芝ソリューション、階層化コントローラで高速/大容量ニーズを両立するストレージシステムを販売
製品概観

「FL6000」は、高速でデータを読み書きする、省スペース/省電力のフラッシュアレイストレージ。「SC3000」は、性能/容量のバランスがとれたディスクアレイストレージ。「NL3000」は大容量ニーズに適したニアラインストレージ。「TC3000」は、高速/大容量のニーズを両立するストレージ階層化コントローラ。

これらは、東芝グループの NAND フラッシュ/HDD デバイス技術から、ドライブ制御/RAID システム技術、仮想化/バックアップソリューション技術を結集したものだという。

同社では従来のシステムソリューション販売に加えて、販売パートナー経由での販売を強化、国内市場を中心に3年間で500億円の売上を目指す。

TC3000 は、性能と容量要件の変化に柔軟に即応できるシステムを構築できるストレージ階層化コントローラ。

ストレージ階層化コントローラによる仮想ボリュームの管理
ストレージ階層化コントローラによる仮想ボリュームの管理

フラッシュアレイストレージ FL6000、ディスクアレイストレージ SC3000、ニアラインストレージ NL3000 をハイブリッド構成で組み合わせ、装置をまたがった自動階層化を行い、フラッシュアレイストレージの高速性を活かしつつ、ニアラインストレージで容量拡張できる。また、既設の HDD ストレージにフラッシュアレイストレージを追加するなど、システムを拡張できる。

TC3000 は、同社が開発したストレージ階層化技術「ティアリングオプティマイザー」を搭載しており、フラッシュアレイストレージとニアラインストレージを階層化することで、従来の HDD 約5,000台分に相当する100万 IOPS 性能、容量は最大 2.6PB まで拡張できるという。

また、独自のボリューム管理技術「ハイブリッドマネージャー」で、論理ボリュームのフラッシュメモリと HDD の混在比率を、運用中でも動的に変更できる。

ストレージ階層化技術による性能・容量の最適バランス
ストレージ階層化技術による性能・容量の最適バランス