ノルウェー Opera Software は、デスクトップ Web ブラウザ Opera Next 15 のベータ版をリリースした。通常、Opera ブラウザの最新版が大きなニュースになることはない。だが今回のバージョンでは、インターフェイスが一新され、新たな機能が追加され、そしてエンジンとして Google の Chromium が採用されている。

Opera Software、設計を見直した新ブラウザ「Opera Next」のベータ版を公開 ― Google Chromium と WebKit を採用したハイパフォーマンスブラウザに
新しくなった Opera ブラウザ「Opera Next 15」

PCMag はこの件を次のように伝えた。

「Opera はデスクトップ版 Web ブラウザを一新した。Windows 向けおよび Mac 向けにトライアル版が提供されている。完全に新しくなったこのブラウザ『Opera Next 15』は、より良いブラウジング体験を求めて、一から作り直したもの。デザインは一新され、多くの新機能が搭載されている」

The Register は、Opera Software が、Opera ブラウザの設計を見直したことを伝えている。

「Opera Software は5月28日、根本的な設計の見直しを実施した新ブラウザのベータを公開した。これまでの古い構造は排除され、Google Chrome でも使用されているオープンソースの Chromium と、Apple の Safari や Chrome でも利用されている WebKit レンダリングエンジンが採用されている。Opera Next は Chromium を採用したことで、『標準に準拠した、ハイパフォーマンスブラウザ』になったと、Opera Software は説明している」

SlashGear は、Opera Next の新機能を解説している。

「Opera Next では『Speed Dial』インターフェイスが一新され、フォルダーを使った管理が可能になった。新たにフォルダーを作成するには、Web サイトへのショートカットを、別のサイトのショートカット上にドラッグ&ドロップするだけでよい。≪中略≫その他の変更としては、『ディスカバー』機能の追加もあげられる。これは、様々なニュースサイトから、フード、テクノロジー、スポーツなど、利用者が選択したテーマにあったニュースを自動選択して表示する機能だ」

フォルダ管理が可能になった 「Speed Dial」
 
フォルダ管理が可能になった 「Speed Dial」

利用者が選択したテーマにあったニュースが自動表示される「ディスカバリー」機能
利用者が選択したテーマにあったニュースが自動表示される「ディスカバリー」機能

TechCrunch は、新機能『スタッシュボックス』について説明している。

「このバージョンで新たに追加されたのが、『スタッシュボックス』機能だ。この機能では、URL バーの右にあるハートアイコンをクリックすることで閲覧中の Web サイトを素早くブッククマークし、後でスタッシュボックス内で比較できる。Opera によれば、この機能はオンラインショッピングで、複数のアイテムを比較する際に便利だという」

複数アイテムの比較に便利な「スタッシュボックス」
複数アイテムの比較に便利な「スタッシュボックス」