米国 Google は Chrome ブラウザのパフォーマンス向上に努めている。今回公開された Chrome 27 もその例外ではない。Chrome 27 の最大の売りは、Chrome 開発者によって書かれた次の短い一文に尽きる。

「Web ページの読み込みが、平均で5%高速化された」

Google がどうやって5%の高速化を実現したのか、その詳細は実に興味深い。Chrome では、利用者が次にアクセスするページを予測して、移動先ページのデータを事前に読み込んでいる。Chrome 27 では、その読み込みに優先順位を付け、読み込む画像の数を減らすなどして、高速化を実現したのだ。

Chrome Speed Team が公開している文書「Chrome PLT Improvements Q1 2013」では、その詳細が解説されている。

「以前のスケジューラでは、画像の読み込みを無制限で実施していた。新しいスケジューラでは、同時に読み込む画像を10枚までに制限している」

Chrome 27 では、いつも通りセキュリティパッチも適用されている。Chrome 27 で修正された脆弱性を発見した研究者には、合計で1万4,633ドルの報奨金が与えられた。中でも特筆すべきは、Atte Kettuen 氏が発見した Web Audio のメモリに関する問題。これには、3,130.70ドルの報奨金が支払われている。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。