EMC ジャパンは、次世代仮想テープ装置(VTL)「EMC DLm1000」の販売を開始した。DLm1000 であれば、IBM メインフレーム環境とオープンシステムが混在する環境でも、1台で対応できる。

DLm1000 は、IBM z/OS 環境における中小規模システムで、バックアップ/リカバリ、DFHSM(Data Facility Hierarchical Storage Manager)、データアーカイブなどのテープ用途と、オープンシステムにおけるバックアップに対応する。

これまで複数台のテープ ストレージシステムが必要だったメインフレーム環境で、それらの処理を1台で担うので、複数システムを同時管理する煩雑さが解消する。

また、重複排除バックアップストレージ「EMC Data Domain」と統合しており、バックアップデータ容量を大幅に削減できる。

DLm1000 の最大の特長は、搭載する Data Domain を、メインフレーム環境とオープンシステムが混在する環境で同時に利用できる点。メインフレーム環境のテープ用途がバックアップ中心なので、メインフレーム環境からオープンシステムへの移行を検討している企業ユーザーは、移行後も Data Domain をバックアップ用途に継続利用できる。

また、DLm1000 は、すでに販売を開始している「DLm2000」や「DLm6000」と同様、IBM z/OS から接続するとテープ装置として認識されるため、多くの場合、これまでの運用方法を変更せずに、テープ装置で行っていたメインフレームのあらゆるデータ処理業務を高速で実行できる。

EMC ジャパン、メインフレーム/オープンシステム混在環境で同時利用できる VTL を販売
「EMC DLm1000」