米国 Google は、同社の IaaS サービス「Google Compute Engine」のデフォルト OS として Debian を採用すると発表した。Debian はつい最近、セキュリティや32/64ビットの互換性を向上するなどした最新バージョン Debian 7 を公表したばかりだ。Debian 開発者の Jimmy Kaplowitz 氏は、Google App Engine Blog に次の投稿をしている。

Google Compute Engine が Debian をデフォルト OS に採用
「我々は、Google Compute Engine に Debian イメージを追加する。≪中略≫これにより、 Debian を利用する顧客は、より容易にワークロードを Compute Engine に移行できるようになるだろう」

Google Compute Engine では、これまで CentOS と Ubuntu のカスタムバージョンが提供されてきた。デフォルト OS を Debian にした理由とはなんだろうか? Google の広報担当者は eWeek のインタビューに対して次のように説明した。

「Google は、我々の顧客が Debian コミュニティによって保守されている Linux ディストリビューションで、最良の体験を得ていることを感じていた。Debian とその派生プロジェクトは、インターネット上で最も人気が高いものであるし、Google 自身も Debian のコードベースに対する大規模な貢献者となっている。Google は、今後も CentOS の提供を続けるし、顧客からのフィードバックをもとに、他の OS の選択肢も追加していくつもりだ」