米国半導体大手の Intel は、22nm プロセス技術に基づく3次元トライゲートトランジスタ技術を採用した SoC 新デザイン「Silvermont」マイクロアーキテクチャを発表した。

Silvermont は低消費電力を追求したもので、今年後半より発売される一連の製品群の基盤となるもの。

Intel のエグゼクティブ VP 兼 CPO(Chief Product Officer)の Dadi Perlmutter 氏は以下のようにコメントしている。

「Silvermont は広範囲の製品および市場セグメントに対応するための、まったく新しい画期的な技術基盤だ。すでに出荷を開始している Bay Trail(開発コード名)や Avoton(開発コード名)などの 22nm SoC 製品の初期サンプルは、顧客から好意的な評価をもらっている。今後は、この低消費電力マイクロアーキテクチャの新製品開発を年次ベースで行っていく予定だ」

2013年のクリスマス商戦向けタブレット用に開発中のクワッドコア SoC 製品 Bay Trail は、Silvermont を採用した最初の Atom SoC で、Bay Trail から派生する各種プラットフォームは、エントリ向けノートブック PC やデスクトップ PC などにも利用できるそうだ。

Merrifield(開発コード名)はスマートフォン向け製品で、現行製品と比較して性能とバッテリー寿命が改善され、コンテキスト アウェア サービスとパーソナルサービス、Web ストリーミングへの超高速接続、データ、デバイス、プライバシー保護強化などに対応する。今年末までに出荷予定。

Avoton は、データセンター用マイクロサーバー、ストレージ、スケールアウト型ワークロード向けで、データセンター向けとしては2世代目となる Atom SoC 製品。64bit 対応、統合型ファブリック、エラーコード修正、Intel 仮想化技術、ソフトウェア互換性など、サーバー製品に必要なすべての機能を備えているとのこと。

さらに Rangeley(開発コード名)はネットワーク機器向け製品で、エントリレベルからミッドレンジレベルのルーター、スイッチ、セキュリティーアプライアンスを対象としている。

Avoton  Rangeley はいずれも今年後半に出荷の予定。

米 Intel、低消費電力マイクロアーキテクチャ「Silvermont」を発表
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