IT インフラソリューションのネットワールドは、米国 Actifio と Technical VAD(Value Added Distributor)契約を締結、次世代型コピーデータ統合管理アプライアンス「Actifio 100T」と「Actifio Gateway」の販売を開始した。

Actifio 製品は、事業継続(BCP)/災害対策(DR)に不可欠なバックアップ/リストア、スナップショット、レプリケーション、重複排除などのコピーデータ(複製情報)管理を、1つの管理体系に統合するもの。すべてのコピーデータ管理を仮想化して1台のアプライアンスで統合管理するので、コピーデータ管理にかかわるシステム領域を、ストレージ、ネットワークおよびサーバーのインフラから切り離してシンプルに運用できる。

ネットワールド、米 Actifio コピーデータ管理仮想化アプライアンス製品を販売
次世代型コピーデータ管理

Actifio 100T は、標準的な本番環境データを最大 100TB まで保護できる、エンタープライズ級のクラスタハードウェア製品。どんな要件のアプリケーションにも対応し、本番環境のデータ量が 100TB を超える場合は、Actifio 100T の標準パッケージまたはカスタムパッケージを組み合わせて、最大 2PB まで対応できる。

データセンターや大・中規模アプリケーション環境向けのターンキーソリューションで、専用ストレージと組み合わて販売する。物理環境と仮想環境の両方で運用でき、単体で最大1000の仮想マシンを管理できる。

Actifio Gateway は、クラウドプロバイダーやマネージドサービスプロバイダーなど、地域的にあるいはグローバルに分散したエンタープライズ企業向け。物理、仮想、異機種のサーバーおよびストレージが混在する大規模インフラに対応し、数 PB まで拡張できる。

Actifio ソリューションでは、独自の分散型オブジェクトファイルシステム「Virtual Data Pipeline」(VDP)技術により、ストレージ内のデータを瞬時に仮想的に処理できる。そのため VMware ESX サーバー側はデータ処理を行う必要も、処理完了を待つ必要もなく、VDP 内で処理される重複除外、圧縮、レプリケーションなどの処理は、本番系システムに負荷を与えない。

VDP は、データ管理の基本であるコピー、保存、レプリケーション、リストアを仮想化し、収集済みの変更差分データを基に、任意の一時点(Point-in-Time)のデータイメージ(ゴールデンコピー)を仮想的に瞬時に再現する。バックアップソフトウェアや、BCP/DR やテスト開発用データ管理ツールを、すべて Actifio ソリューションに置き換えることが可能になる。

まったく新しいコピーデータ管理
まったく新しいコピーデータ管理

この統合管理技術により、整合性のある静止点を確保してデータを保護し、本番システムのストレージに障害があった場合、上位システムが「瞬時」に Actifio にコピーされたデータをマウントできる。データベースストレージや仮想サーバー、ファイルの「インスタント」なリカバリが可能となる。

また、IT インフラが VMware で仮想化されている場合には、ストレージのデータ保護とインスタント マウント/リカバリだけでなく、そのデータを管理する DBMS 仮想サーバーやアプリケーション仮想サーバーも同時に保護し、それら物理サーバーに障害があった場合にも、仮想サーバーを迅速に再立上げし、データにインスタントマウントすることで、トータルシステムを継続して運用できるようにする。

ネットワールドでは、特に VMware 環境における継続的システム稼働や、Actifio のリモートサイト利用による災害対策にフォーカスして、Actifio 製品の導入コンサルティング/販売/構築/保守サービスをトータルに販売する。