オランダ TIOBE が公開した最新のプログラミング言語人気調査「TIOBE Programming Community Index for April 2013」で、Objective-C の人気が C++ を下回り、4位に転落した。Objective-C は、iOS アプリ開発者によって利用されている言語だ。Objective-C 人気が下がった件について、TIOBE の Paul Jansen 氏は次のように説明した。

「長期的に見れば Objective-C の人気は依然上昇傾向にあるが、短期的には下落している。主な原因は、iPhone/iPad の人気に陰りが見えていることだ。このため、iOS アプリを開発する言語である Objective-C の人気も下降した。一方、モバイル市場をリードする Samsung の好調により、Android 向けのプログラミング言語である Java は、近い将来さらに人気が高まると予測される」

Java は2月時点では1位だったが、3月には2位へと順位を下げ、1位の座を C に譲っている。だが、4月の指標では、Java と C のポイント差はわずかだ。Java が17.681%なのに対し、C は17.862%と、その差は0.181ポイントにすぎなかった。Jansen 氏は、Java が2位だったことについて、次のように述べている。

「C が Java を抜いたのは、偶然でしかない。来月の指標では、違う結果となる可能性が高い」

iPhone/iPad の人気下降に伴い、Objective-C 言語の人気も下降
「TIOBE Programming Community Index for April 2013」(出典:TIOBE)

TIOBE による Index は、プログラミング言語の人気を示す指標となるもの。毎月1度更新される。