IT ベンダーのイグアスは、3D ツールの販売・導入提案を行うケイズデザインラボと共同で、ドイツ breuckmann 製3D スキャナー「bodySCAN 3D」の時間貸しサービスを開始する。サービス開始は4月中旬。価格は1時間10万円(税抜)からを予定している。

同サービスは、物体の高精細な3D スキャンができる bodySCAN 3D を、時間貸しで企業/クリエイター/公共機関などに提供するというもの。人体程度の大きさであれば、約6秒でスキャニング可能だという。サービス内容は、専門オペレーターによるスキャニングとスキャンデータの納品。その他、3D プリンタで出力の際に必要なデータの修正などは、オプション提供となる。

3D プリンタショールーム「CUBE」、世界に1台の3D スキャナー「bodySCAN 3D」でスキャニングサービスを開始
スキャンの様子(左)と、スキャンデータ(右)
(モデル:Julie Watai)

同社は、昨年渋谷に3D プリンタショールーム「CUBE」を開設。各種3D プリンタのほか、bodySCAN 3D の展示・デモを実施してきた。今回貸し出される bodySCAN 3D は、CUBE に常設されている世界に1台しかない装置だ。

スキャニングは、四角形に配列された計測用の支柱4本で、中央に配置した物体の形状を読み取っていく。各支柱にはプロジェクターとカメラが装備され、4本のセンサーポールで撮影したキャプチャデータを自動的に位置合わせし、3D データを作成する。さらに、カラーカメラから得る情報を3次元データにマッピングし、精細な色付けをする。

今回のサービスは、CUBE の共同運用を行うケイズデザインラボと連携して実施。個人所有が難しいボディスキャナーを時間貸しすることで、高精細な3D データを短時間で作成する機会を提供していくという。

「CUBE」に展示されている精巧なフィギュア
「CUBE」に展示されている精巧なフィギュア
(出典:CUBE 公式サイト)

近年、注目が高まっている3D 化技術。利用者の様々なアイデアで、おもしろい造形物を世に生み出していって欲しい。