米国 Apple は、「App Store」などの利用に必要な「Apple ID」のセキュリティを強化するため、新たに2段階認証オプション機能を提供開始した。現在のところ、同オプションは米国、英国、オーストラリア、アイルランド、ニュージーランドでのみ選べる。

「Apple ID」に2段階認証オプション導入でセキュリティ強化、まず米国などから
Apple ID
(出典:Apple)

2段階認証オプションを有効化すると、Apple ID でサインインする際にパスワードだけでなく、認証済みデバイスに送られてくる4桁の認証コードの入力が求められるようになる。この認証コードがサインイン時に要求されるのは、ユーザーが(1)Apple ID 自体の管理を行う、(2)新規デバイスで「iTunes」「App Store」「iBookstore」からコンテンツを初めて購入する、(3)Apple ID を必要とするサポート サービスを受ける、といったタイミング。

2段階認証の手順
2段階認証の手順
左:ID とパスワードを入力
中:認証コードを受信
右:認証コードを入力

認証済みデバイスは、ユーザーが複数台を登録可能。認証コードは、スマートフォン/携帯電話の SMS メッセージか「Find My iPhone」機能の通知機能で受け取る。

さらに、パスワードを忘れたり、認証済みデバイスを失くしたりした場合のため、Apple は14桁の「Recovery Key(復旧キー)」を事前に発行する。このキーを使うと、従来の「秘密の質問」を使わず Apple ID の復旧が可能だ。Apple は、受信した Recovery Key は紙に印刷するなどして安全な場所に保管し、デバイスから消去するようアドバイスしている。

2段階認証オプションを使うには、まず My Apple の管理ページ で「Manage your Apple ID(Apple ID を管理)」を選んでサインインし、次の画面で「Password and Security(パスワードとセキュリティ)」を選ぶ。そして、「Two-Step Verification」の「Get Started」で有効化する。ただし、日本ではまだ利用できない。